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Interview 04
入居者様の「健康」が幸せであり、
私のやりがいにつながる
福祉職として地域に貢献
入社したきっかけと現在の仕事を教えてください。
大学時代は外国語を専攻していました。就職活動をしていく中で「自分に合った仕事はなんだろう」「人のためになる仕事がしたい」と思うようになり、福祉に興味を持ったのが、この世界に入ったきっかけです。大学卒業後の一年間、東京の専門学校に通い、資格を取得し、人のためになる仕事とはと深堀りしていったら、「地元の福祉に貢献したい」という答えに辿り着きました。その後、地元で福祉職を探し、山の都福祉会で何か自分が力になれればと思い入社を決めました。 現在は、サンコート大月の介護現場で、ユニットリーダーとして、通常業務のほかに、職員との打ち合わせや事務仕事など総合的な役割をして働いています。
仕事での成功体験を教えてください。
強いて成功体験をあげるとするならば、「入居者様の健康維持」です。一般の方からしたら「健康」というのはあたり前のことかもしれませんが、施設に入っている入居者の方々はそうではありません。人の手を借りなければご飯が食べられなかったり、トイレに行けなかったり、ベッドから起き上がることすらできない人もいます。そうした入居者様の生活を支援するのが、私たち介護職員であり、その支援が入居者様の健康に繫がると信じ支援しています。入居者様が「健康」で生活してくれることが、私たちにとっての小さな成功体験であり、介護の仕事のやりがいだとも思っています。
頼れる専門分野の職員がいるからこそ総合的に支援できる
職場の魅力を自身の言葉で伝えるとするならどんな言葉でしょうか?
職場の魅力は、「親身になって相談事や悩みを聞いてくれる」ことが一番に上がります。仕事の性質上、入居者様のことで日々さまざまな問題が起こります。問題の中には介護職員では解決できない問題も多々あり、そうしたとき施設には、生活相談員、ケアマネージャー、管理栄養士、看護師など、さまざまな専門職の方々がいまして、私たち介護職員の「困った」や「悩み」を解決してくれる頼れる存在であります。そんな専門分野のエキスパートがチームとなり、一丸となって、ひとり一人の方に支援します。そして、入居者様も含め皆アットホームで優しい雰囲気に包まれていることも魅力であり自慢です。
自身の性格はどんな性格だと思いますか?
率直に言うと「協調性が強い」ことです。現在5、6人のチームのリーダーでもあるので、皆が気持ち良く仕事ができることも課せられた使命です。そのため感情的にならないよう冷静な判断も必要です。極力、喜怒哀楽を出さないようにしていますが、普段から「穏やか」だと自負しています。学生時代、委員長や剣道部の部長を経験したことが今の仕事にも活きていると思うのですが、総合すると、まとめ力・責任感も強い方なのかなと思います。
必要とされる人間であり続ける
これからの目標を教えてください。
今年30歳の節目の年です。介護の世界は、入居者様も職員も入れ替わりが激しいと言われ、日常的に人材も不足している業界です。それでも協調性を高く持ち続け、多くの入居者様とともに日々を楽しく過ごしていきたいですし、ていきたいと思います。介護の楽しさ、やりがいとは、一人の人間の人生が自分の手に掛かっているという責任感です。目の前にいる入居者様が長生きするために頑張らなくてはと士気も高く持ちたいと思います。そして、いつか誰からも信頼される人間になり、委員長、部長の次は、施設長になりたいと考えています。