Members 仲間を知る
Interview 03
介護職の魅力とサンコートの魅力、
どちらも広めていきたい
利用者さんはもちろん、そのご家族のために私たちが居る
入社したきっかけと現在の仕事を教えてください。
福祉系の専門学校を卒業後、違う施設で働いていましたが、いろいろな仕事に就いてみたいと一度離職をしました。スーパーの店員などさまざまな職種で働いていると、そこに来た高齢者の方が気になってばかりいて、「やはり高齢者が好き」ということに気付いたのです。「介護の世界に戻ろう」「資格を活かして、高齢者の方と一緒に楽しく仕事しよう」、そんな想いになったとき、偶然、サンコート大月が新設されるためオープニングスタッフ募集の求人を見たのが、入社のきっかけです。 現在は、ショートスティのリーダーとして、利用者さんの送迎からはじまり、滞在される方の生活のサポートを行っています。食事や入浴、排せつの介助、レクリエーション活動など一日を通して密接に利用者さんと接し、健康と喜びを一緒に分かち合い、楽しく過ごしています。またショートスティは、ご利用者様のためだけではなく、家族の休息時間を取るためでもあります。ご家庭で介護されている方は、身体も心も疲れています。ご家族の方が少しでも身体を休ませ、穏やかな時間を持っていただくことも私たちショートスティの職員の役割だと思っています。限られた時間ではありますが、少しでも安心していただけるような時間を与えられたらと思いながら働いています。
仕事での成功体験を教えてください。
ショートスティは、面談を通してご家族との関わりがとても深く、より生の声を聞くことができます。そのため「ゆっくり休めました」「ありがとう」などと声をかけられることが多く、小さな「ありがとう」の積み重ねが、やりがいに繋がっています。特にショートスティをご利用される方は、他事業所も利用している方がいらっしゃいますので、ご家族をはじめ、他事業所の担当の方と打ち合わせも多いのも特徴的です。 ご家族・他事業所の担当者さんと一緒に、利用されるご本人のために「みんなでがんばろう」と思える環境づくりも成功体験のひとつだと思います。
助け合いの心が浸透している働きやすい環境
職場の魅力を自身の言葉で伝えるとするならどんな言葉でしょうか?
サンコート大月の生活介護と同じフロアにいます。各々の能力は違い、人間ですので不足している部分もあります。そこをカバーし、助け合いができる職員たちに恵まれていることが大きな魅力です。ケアマネージャー、管理栄養士、看護師など専門職員も在籍していますので、困ったことがあれば相談しやすく、いろいろな方面からアドバイスをいただくことができ、職員の手が足りない場合でも、その中で工夫して対応ができるように自然となっていることが素晴らしいと感じています。
自身の性格はどんな性格だと思いますか?
天真爛漫なところです。休みの翌日、「椙本さんがいなくて寂しかった。出勤すると、より明るくなる」と、よく言われます。
稼働率80%、その理由
これからの目標を教えてください。
小さい頃、祖母と母が曽祖母を看ていて、常に介護が身近にありました。しかし、オムツ交換など大変そうと子ども心に感じていたんです。高校生のとき、インターンシップで「介護」の職場に行ったとき、いとも簡単に排泄処理をしている姿に感動して、介護の道に入りました。「祖母と母の2人がかりで曽祖母の身体を持ち上げていたのは何だったのだろう?」「その知識を身につけたい」と思いました。 私の願いは、利用者さんが家にいるように過ごせること。そのため、イヤだと思うことは強制しないようにしています。私たちも食欲がないときもあれば、お風呂に入りたくない日があるように、利用者さんの考えを尊重して、臨機応変に対応することを心がけて、1日のスケジュールも決めていません。家にいるように思い思いに好きなことをして過ごすことが元気の秘訣かもしれませんね。利用者さんも「サンコートなら行っていい」という方が多いようです。そのような理由から、本施設のショートステイは80%の稼働率を誇ります。その稼働率を保ちながら、サンコート大月をさらに広げていきたいと思います。